被せ物の土台の種類で歯の寿命が変わる?

虫歯が歯の神経まで進行してしまった時には、歯根の中の神経の治療が必要になります。根の治療をすると、歯の中が空洞になりますので、強度を保ち被せ物を被せるのに適切な形を作る為に土台(コア)が必要になります。スクリーンショット 2016-06-10 11.55.15

今回は、この土台(コア)について少し詳しく説明していきます。

 

 

 

 

 

 

まず、土台(コア)に種類があるのをご存知でしょうか? 大きく分けると次の2つです。
・金属を使用したメタルコア
・グラスファイバーと樹脂を使用したファイバーコア

 

昔は、ファイバーコアのような良い材料が無かったため、ほとんどがメタルコアを使用していましたが、ファイバーコアが普及し始めてからこの2種類のコアの差が注目されるようになりました。
では、メタルコアとファイバーコアは何が違うのしょうか?
上記の通り材質が違うのは当然ですが、材質の違いによって歯に対する力のかかり方に大きな違いが生まれました。

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《メタルコアの特徴》
・金属なので、丈夫でコア自体が破損する心配はありませんが、歯よりも硬く、力が掛かっ
た時にほとんどたわまない為、硬いものを食べる、歯ぎしりや食いしばり等で歯に強い力
が掛かった時に歯根が割れてしまうことがあります。もし割れてしまったら歯を抜かなけれ
ばならない可能性がかなり高いです。
・金属が溶け出す事による歯や歯ぐきの変色が生じる可能性があります。
・オールセラミッククラウンのように透過性のある被せ物を被せる時には、土台の金属が光
を遮蔽してしまい暗く見える事があります。

《ファイバーコアの特徴》
・グラスファイバーと特殊な樹脂で出来ていて、歯と同程度の硬さとたわむ性質を持っている
為、強い力が掛かった時に歯と一緒にたわんで歯が割れる事を防いでくれます。
・直接口の中で土台作りが出来るため、1日で土台作りが完了します。(症例によっては型
取りをして模型上での作製が必要な事もあります。)
・ファイバーコアは光の透過性が高いため、透過性のある被せ物を被せた時にも光を遮蔽せ
ず、より自然な色合いに仕上げる事ができます。また、歯や歯ぐきの変色や金属アレルギー
の心配もありません。

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どうでしょうか?単に土台だけ見てもこれだけの違いがあります。歯は一度抜いたら二度と生えて来ません。。もし少しでも歯の寿命を延ばしたいと思うのであれば、歯に優しい治療を受ける事をお勧めします。
今まではファイバーコアは保険外診療のみでしたが、最近はいくつかの会社の製品であれば保険診療での使用も可能になり、当院では積極的に取り入れていますのでお気軽にご相談下さい。




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