歯内治療
Endodontics/Root canal treatment
歯の根の中に入り込んだ細菌を消毒し、歯の根を保存する治療です。
残すのは難しいと言われた歯でも、丁寧な歯内治療で保存できる可能性もあります。
精密な歯内治療
歯内治療(根管治療)とは、「歯の神経の治療」「歯の根っこの治療」と呼ばれる治療です。むし歯が進行して、ズキズキ痛む状態になってしまったり、根の先に残った細菌が骨の中で繁殖して歯ぐきが腫れてしまうと、歯内治療が必要です。炎症を起こしてしまった神経を取り除いたり、根管内を徹底的に洗浄・消毒し、最後に充填剤を詰めて封鎖し、根管内での細菌の繁殖・炎症の再発を予防します。
歯内治療 「四」種の神器:
CT/マイクロスコープ/
ニッケルチタンファイル/「技術」
確実性の高い精密な歯内治療、難易度の高い歯内治療症例に対応するためには、微細な根管に挑む際に地図となるCT画像での検査、実際の根管内を目で見て確認するための、肉眼の40倍まで拡大できるマイクロスコープ、曲がったり複雑な形状の根管にアクセスするための柔軟性の高いニッケルチタンファイルといった設備を必要とします。また、それらの設備を使いこなす経験豊富な歯科医師の「技術」を加えて初めて歯を保存することができるのです。
外科的歯内治療まで
通常の歯内治療で治癒しないケースや、歯の根が破折してしまったケースでは外科的な処置が有効な場合があります(歯根端切除術、分割抜歯術、再植術、移植術など)。自由が丘歯科オーラルケアでは大学院で歯内療法を専門的に治療、研究している歯科医師や日本歯内療法学会専門医が在籍しています。持ちうる経験と技術を駆使し、歯を残すための治療を目指します。