お知らせ・コラム
2016/01/06
春の七草
今年の冬は暖かいですね…。
ヘンな気候ですが、皆様体調は崩されていませんでしょうか。
さて、明日は1月7日。七草粥を食べるとされている日ですね。
みなさんは七草全部言うことができますか? 私は2つ3つしか分かりませんでした…
正解は、
「せり・なずな ・ごぎょう・はこべら ・ ほとけのざ ・ すずな・すずしろ」
です。
そもそも、なぜこの日に七草粥を食べるのでしょうか。
ちょっと気になり調べてみました。
もともとは中国の、1月7日の人日(じんじつ)の日に「七種菜羹(ななしゅさいのかん)」という
7種類の若菜を入れた汁物を食べて、無病息災を願うという習慣に由来します。
奈良時代に伝わり、七草粥となりました。
江戸時代には「人日の節句」(七草の節句)として五節句のひとつに定められ、人々の間に定着していったようです。
ちなみに五節句とは江戸幕府が定めた式日で、1月7日の人日、3月3日の上巳、5月5日の端午、7月7日の七夕、9月9日の重陽をさすそうです。知らなかった…
また、7日といえば松の内(一般的には1月1日~1月7日)の最後の日にあたります。
お正月のご馳走に疲れた胃腸をいたわり、青菜の不足しがちな冬場の栄養補給をする効用もあり、
この日に七草粥を食べることで、新年の無病息災を願うようになったようです。
日本古来の風習って、紐解いて行くと面白いですね。
当たり前のようなことでも、注目してみると新たな発見があります。
ここで、お口の中にも目を向けて、ケアをしてあげてみてはいかがでしょうか。
自由が丘歯科オーラルケアはいつでもお待ちしております。
と、話は飛躍しましたが、
みなさまが健康な1年を過ごされますよう、お祈り申し上げます。